ドイツのマイスターバイオリン製作家　SEBASTIAN BERNDT氏の"完全手工製"バイオリンです。

丁寧な仕上がり、美しい音色、そして演奏のし易さは私達の心をうってやみません。

多くのマイスターバイオリン製作家には弟子おり、弟子が修行のため製作に携わることがあります。
このバイオリンは製作工程をBERNDT氏一人で行っています。

バイオリンの象徴と言われるヘッドの渦巻き。直接音色に関係ないと思われる部分ですが、この渦巻きを見れば、製作者の技術力とバイオリンの品質が解ると言われるほど。

はっきりとした虎杢の高級材を使用し、艶やかで優美な曲線美。本物は細部まで神経を行き届かせ、こだわって作られています。

裏板　虎杢入りメイプル

裏板、側板に使われるメイプル。メイプルの中でも、木の模様がはっきりでている上質の虎杢入りメイプルで製作しています。濃淡がはっきりしており、大きく立体的に模様をもっています。最高級クラスのメイプルです。

Berndt オリジナルニス　

BERNDT氏のオリジナルニスで仕上げられた、艶やかな美しいバイオリンです。

他のバイオリンにはない特別な「艶感」です。キラキラと光るニスでもない、しっとりと濡れたような落ちいた艶です。ドイツバイオリンらしい伝統的な深く奥行きある色目も美しく高級感があります。

■　 Sebastian Berndt

　ドイツマイスター　バイオリン製作家

1963年 Meiben生まれ
1969年 6歳の頃よりバイオリンのレッスンをはじめる
1980年よりMarkneukirchenでバイオリン製作を学ぶ

1989年　バイオリン製作のマイスターの称号を得る
1989年　自らのマイスターバイオリン工房を開く

マイスター試験を受けるためには、長い実務経験が必要です。
修行の末、試験を受け、マイスターの称号を取得します。

ドイツでバイオリン製作40年のベテラン。今は高級バイオリンを専門とする有能な製作者です。

■　オワリヤ楽器　と Sebastian

2000年、オワリヤ楽器　四代目とSebastianは出会いました。
出会いから約20年、オワリヤ楽器はドイツから直輸入を続けています。

一台ずつ選定し、輸入しています。一台限りの限定品です。

Sebastianはヨーロッパでは高い評判を得るようになりました。
日本を含めアジアへはのバイオリンへはほとんど出していません。
日本奏者が持っていないプレミアムなバイオリンです。

バイオリン作りにかけるゆるぎない情熱で、妥協をゆるさず、最高のバイオリンを追求し続けています。

2016年、オワリヤ楽器はSebastian氏と再会しました（写真右）

「美しい響き、伸びやかな音色、ふくよかな低音、演奏のしやすさ。
これらの高い品質は自らが切実に求めるからこそ、
自分が造りだす楽器に厳しく求めることができるのだ」　と　Sebastianは語ってくれました。

このバイオリンはSebastian氏の自信作　2005年に製作したものです。
ドイツで選定したバイオリンを輸入しています。